朝夕、一段と冷え込んできました。
年内も残り一ヶ月、、、
体調に気をつけて過ごしたいと思います。
今回は暖房について。
いくら高性能(高気密高断熱)な住まいでも、
何か熱源がなければ、これからの時期は厳しいかと思います。
現在、多くの住まいで使用しているエアコン。
これを応用した床下エアコン。
ファンヒーター、石油ストーブ。
各種床暖房。
暖を得るだけでなく、視覚的にも楽しむことができる薪、ペレットストーブなど
様々な器具があります。
効果は勿論、手軽さ、メンテなど、考え方により
選択は異なりますが、ご自身にあった器具の選択が重要となります。
新築、大規模のリフォームの場合、
まずは、しっかりとした箱(住まい)をつくること。
パッシブデザインの家であること。(太陽熱、光、風をある程度コントロールすること)
足らない場合は、器具に頼ること。
熱と空気(室温、湿度)は、快適な住まいをつくるうえでとても重要です。
朝夕、ぐっと冷え込んできました。
体調に気をつけ過ごしたいものです。
今回は、ピクチャーウインド、窓について。
最近の建築ではとかく閉じることを主にした開口部(窓)を多く見ますが、
戸建ての住宅の場合、閉じつつもひらくことを意識したいと考えます。
この住まいは、ファサード(南面)に対し、逆コの字型の建物とし、
交通量の多い道路に対し閉じ、中庭越しに隣家の庭をお借りしました。
こちらは個室から見た北側の風景。
長閑な田園が広がっています。
先週に続き、心地よい日が続きます。
今回は、建築で関心の高い素材、モールテックスについて。
今春、引渡しをした袋井の家では、キッチン手前の壁と、
洗面カウンターをモールテックスで施しました。
質感はモルタルに近いのですが、様々な利点(耐水性、伸縮性)があり、
よいのですが、これまた問題はコスト、、、
専用品の為か、結構な金額です。
黑、グレー系の落ち着いた内装にはとても相性のよい塗り壁材です。
秋の心地よい日が続きます。
今回は、スプーンカットの床材について。
名前の如く、無垢の木をスプーンで切り取ったような仕上げに施します。
当社の展示場にも使っており、実際に見て、体感し使っていただく機会があります。
凹凸がついていますので、足触りがよく、見た目も面白いのですが、
問題は価格、、、
杉の無垢板8帖とスプーンカット(ホワイトアッシュ)1帖が、ほぼ同価格かと思います。
とても高価な材ですので、玄関ホールや
現在計画中の住まいでは、洗面脱衣に貼る等、
比較的狭い空間で且つ、感触(足触り)を愉しめるよう設えています。
9月も終盤。あっという間に日だけが過ぎていくように思います。
日頃、お手伝いさせている家は、無垢の木を使ってかたちとする木の家です。
和、洋などデザインは好みとして、木をうまく活かすよう考えています。
この住まいは、床に天竜檜、柱を一部現わしで仕上げました。
こちらは、天竜杉を床、天井に、梁を現わしとしました。
現在、ウッドショックの影響もあり、非常に扱いづらくなっていますが、
木造ならではの架構もうまく意匠に落とし込み、
永く愛着を持って暮らしていただける住まいをつくりたいと思います。
雨から一転、残暑へと変わりました。
今回はデッキについて。
デッキを設けることで、室内から外へと繋がり、
見た目にひろがりを得ることと、庭にアプローチがしやすくなります。
この住まいは、デッキに奥行きを持たせ、寛ぐ場と
働く場(物干し)を設けました。
こちらは横に長い濡れ縁。
屋根下に納まり、庭とのアクセスとして利用します。
最後に最初の軒なしタイプ。
壁面をに板塀を設け、包まれ感のある落ち着いた場となっています。
タグ :新栄住宅 浜松
コロナが猛威を振るっています。
難しいですが、少し自重して行動したいものです。
今回は、床材について。
まずはもっともよく使う天竜杉。
特一材という一般材ですので、赤、白、節と混じっています。
傷はつきやすいですが、足触りのよい材です。
続いて赤松。
節はほぼなく、白とピンク色の素直な材です。
すっきりと仕上がることと、松特有の経年変化が期待できます。
最後にオーク。
硬さもあり、落ち着いた雰囲気に。
傷を気にすることなく使用できます。
他にも、天竜檜、ホワイトアッシュ、ウォルナット、ブラックチェリーなど
好みによって使い分けます。
昨秋、竣工した住まいを撮影していただきました。
新たな分譲地内に建つ住まい。
南側に広がる緑地に開くよう計画しました。
リビングは床に座る暮らし方を考慮し、畳敷きとしました。
和の意匠が好きな建て主様のご希望により、
障子、丸窓を設えました。
ようやく梅雨らしい日が続きました。
今回は、屋根の勾配(角度)について。
まずは1.5寸。片流れ。
長手に屋根を掛けている為、緩く抑えた大屋根としています。
続いて3寸。切妻。
高さも抑えられ、落ち着いた印象に。
最後は4.5寸。切妻。
気持ち、洋の雰囲気が欲しかった為、少し角度を設けました。
日本の住まいは屋根と言われるくらい、
大切な部分です。
勾配によって、印象が異なりますので、
建物意匠により、使い分けたいと思います。
梅雨入り後、比較的雨は少ないものの、気温、湿度とも上がり過ごしにくくなってきました。
昨日、今週末見学会を開催する安間町の家にお客様をご案内しました。
この住まいはピアノを奏でる防音室を設けた為、
この部屋のみ他の空間とは異なる断熱材の厚さ(壁が2倍、天井は3倍)と
音漏れを少なくするよう気密処理を施しています。
断熱の考え方は様々ですが、やはり違いは歴然です。
お客様からこの部屋のみ冷房を使用していたのかと聞かれました。
(もちろん冷房は使用しておりません。)
デザインも大切ですが、暮らすうえで熱環境(温、湿度)はとても大切です。
週末の見学会では実際に体感いただきたく思います。